実際にオーダースーツを作ってみた(店選び編)

私も40代に向けて、ちゃんとしたスーツを持っておかなければならない年齢となりました。
そこで、実際にオーダースーツを作ってみましたので、シリーズ化してレビューをしていきたいと思います。

第1章として、まずは店選びをどのようにして行ったか、詳しく書いていきたいと思いますのでぜひとも参考にしてみてください。

オーダースーツ店の種類

今回は、オーダースーツ屋さんを大きく3つに分類して考えてみました。

1、高級店

いわゆるフルオーダーという形式で、かつ、高級生地を取り扱っている店舗になります。
もちろん、高級というだけあってそれなりの金額になりますし、経済的な側面、業種的な側面からも誰にでも進められるものではないかもしれません。
ただし、40代ともなると1着くらいは高級スーツを保有しておくと要所で活躍してくれますし、何よりも格が上がりますので、お金に余裕がある方は検討してみても良いと思います。
実は別途オーダーをしたので、別の機会にまたシリーズ化してレビューをしていきたいと思います。

2、チェーン店

広告でもよく見かける、麻布テーラーさんやGlobal Styleさんなどがこれに分類されます。
このカテゴリの中でも、ダンカン、ビックビジョン、SADAなど2万円から作れるリーズナブル店から、麻布テーラー、Global Styleなど4、5万円から作れるミドル層など、いくつかに細分化できますが、これらすべてひっくるめて大きなくくりでチェーン店とします。
基本的には、パターンオーダーの形式をとっている店舗が多く、お手頃な価格で自分の体にフィットしたスーツを作れるのが魅力的です。また生地の種類やオプションなども多く、好みのスーツが作れると思います。

3、個人経営店

価格感的には、チェーン店より少し高くなる場合が多いです。セミオーダーやイージーオーダーの形式をとっていることが多く、パターンオーダーよりサイズ感の融通が利きます。

何よりも、オーナーさんの好みや採寸の腕の差が大きく表れるので、個性的なスーツからオーソドックスなスタイルのスーツまでこなしてくれます。

強みとしては、コンサルティングがチェーン店よりもしっかりできますので、体系の悩みや希望のスタイルなどを相談しながら、一人一人に合ったスーツを提案してくれることです。
自分に合うオーナーさんと出会えれば、きっと長いお付き合いができると思います。

個人個人、体系の悩みは違います

あなたはどんな体系の悩みを抱えていますか?

私の場合、身長があまり高くなく、且つ胴長短足という典型的な日本人体系、さらにはぽっこりお腹という絶望的なスタイルであるため、どうしても既製品は合いませんでした。

ジャケットに合わせればパンツが、パンツに合わせればジャケットが合わず、結局メインの仕事着はジャケパンスタイルで、それぞれ別で購入していました。

ただ、セットアップスーツが必要な時はどうしても出てきますので、無理をして既製品のスーツを着用していました。

読者の中には、私とまったく正反対の悩みを持たれている方もいらっしゃるかと思いますし、100人いれば100通りの体系があり、悩みを人それぞれです。

もちろん、こんな悩みをズバッと解決してくれるのがオーダースーツ。自分の体系をしっかりと理解して相談できる相手がいると心強いものです。

さて、私が選んだのはズバリ

個人経営店です

これは正直、偶然とも言えます。オーダースーツを作ろうと思い立ってから、いろいろと店舗に顔を出して話を聞いたり、聞いてもらったりしました。

主にはチェーン店を中心に回ったのですが、良くも悪くも均一的な接客で、向こうからの提案はあまりありませんでした。ああ、きっとすべてのお客さんに言ってることなんだろうな、とわかるレベル。

もちろんそれが悪いわけではありませんが、もうちょっと私個人の希望や悩みに合わせた提案が欲しいところ。なんとなく決め手がなく、どうしようかと思っていた時に、ふらっと立ち寄った個人経営のお店と出会いました。

本当は電話予約をしていかなければならないお店なのですが、快く招き入れていただいて、親身に話を聞いてくれました。そのうえで、どのようにすれば私の悩みが解決できるのか、どうすればより希望に沿ったスーツを作ることができるのか、という提案をいただきました。

その時は、オーダーするつもりで訪問したわけではないのですが、今までの悩みがきれいに解決できるイメージが湧いてきて、思わずそのまま生地選びに突入です(笑)

せっかくなので、そのお店の紹介をさせてください

《店舗情報》
LUIGI Bespoke Tailor
URL:http://luigi-ltd.com/
住所:東京都新宿区新宿1-9-4中公ビル御苑グリーンハイツ801

予算や、希望のスタイル、体系の悩み、など思い切って打ち明ければ、きっとそれぞれに合った提案をしてくれると思いますよ。

さて、次回は生地選びから実際にどのようにオーダーしていったかを詳しく書いていこうと思います。できれば近いうちにまたお会いしましょう!

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