革製のビジネスバッグ、きちんとした方法でお手入れして長持ちさせよう

ビジネスバッグの中でも、上質な風合いが魅力的なのが、革製のものです。

革の種類も様々ですが、その他の素材にはない個性があります。その他の素材が「使えば使うほど、傷んでいく」のに対して、きちんとメンテナンスすれば、ずっと使い続けられるのも革製品ならではの魅力です。

では具体的に、どのような方法でケアするのが正しいのか、コツを紹介していきます。

購入後すぐに最初のメンテナンスをしよう

ビジネスバッグを購入したら、本格的に使い始める前に、まずは一度しっかりとメンテナンスしておくことがお勧めです。

バッグは、お店でどのように保管されていたのかわかりません。もしかしたら長い間店頭で、埃をかぶっていたかもしれません。だからこそ、きちんと汚れを落とし、長く使い続けられる状態に戻してあげましょう。

購入してすぐにこのお手入れを行うことで、メンテナンスの一連の流れを知ることができます。また、汚れが付着しづらい状態を作ることができます。

具体的には、まず専用ブラシでブラッシングして、汚れを落としておきましょう。汚れがひどい場合には、専用のクリーナーを使うと便利です。クリームで油分を補給し、乾燥を防いだら、最後に防水スプレーを塗布しておきます。

ここまで行うと、バッグは本来の美しさを取り戻します。自分だけのバッグとして、より一層、愛着もわいてくることでしょう。最初からメンテナンスをするために、専用グッズも一緒に揃えておくと安心です。

普段のメンテナンスについて、知っておきたいこと

次は、普段、バッグを使っていく中で実践したいメンテナンスについてです。クリームやスプレーでの徹底ケアが必要となるのは、ダメージや汚れが気になってきたタイミングです。

それ以外で、毎日丁寧なケアを行う必要はないので、安心してください。

バッグを使ったあとで必要になるのは、乾拭きとブラッシングです。特に埃や汚れが付いたままバッグを放置すると、革を傷めてしまいます。気付いたときには乾燥が進み、割れてしまうこともあるので注意してください。

表面を刺激し、小さな汚れをオフすることで、革が本来持っている油膜も復活しやすくなります。それでも乾燥が気になり始めたときには、早めにクリームを使ってケアしてあげましょう。

雨に濡れてしまったときには、乾いたタオルを使って充分に水分をふき取ります。なるべく形を整えた上で、日陰で乾燥させていくと、ダメージを最小限に食い止められます。定期的に防水スプレーを塗布するのもお勧めです。

ときにはプロの手でメンテナンスも

長年使い続けられるのが、革製品ならではの特長です。

しかしどれだけ丁寧に扱っていたとしても、縫製や金具に不具合が出てしまうこともあるものです。特にビジネスバッグは、重いものを入れて持ち運ぶことも多いはずです。革はまだまだ美しい状態を保っているのに、その他の部分の劣化が原因で手放さなければならないとしたら、非常に残念なことです。

長年使い続けられる品を選ぶためには、アフターメンテナンスにもきちんと対応してくれる業者で購入するのが一番です。プロの手で行うメンテナンスの方法は、実に様々です。

クリーニングサービスを提供しているところもあれば、金具や縫製などのトラブルに対応してくれるケースもあります。プロの手で定期的にメンテナンスしてもらえれば、美しさをキープできる可能性は高まります。毎日のお手入れも、楽な気持ちで楽しめるでしょう。購入時には、どんな方法でアフターフォローしてくれるのか、確認しておくと安心です。

まとめ

革のビジネスバッグを長く愛用していくためには、毎日のお手入れまで楽しむことがコツとなります。正しい方法と専用のケアグッズさえ持っておけば、何も難しいことはありません。

自分自身の持ち物と向き合う時間は、最高のリラックスタイムにつながることでしょう。大人の男性のたしなみとして、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

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