社会人になりたての若い男性であればシンプルな靴がどのシチュエーションでも履くことができますので最適でしょう。
しかし30代、40歳代になってくると年代的にも地位的にもスーツやバッグだけにお金をかけるのではなく、靴にもこだわりを見せたほうが印象が断然変わって見えます。
基本的なデザインから紹介してみましょう。
まずは基本的な種類から知りましょう。
靴ってどれも同じじゃないかと大して気にも止めない方もいるかもしれません。
スーツや時計などを身につけて清潔感さえあれば足元なんて誰も見やしないと考えている方もいるでしょう。しかし、靴というのはそれこそ最も気に掛けるアイテムかもしれません。
まずは最もフォーマルなタイプでクロストと呼ばれているタイプです。
冠婚葬祭にも利用できるシンプル使用です。社会人であれば一足は常備しておいた方が良いでしょう。
次に、サイドエラスティックといわれるタイプは、脱ぎ履きの多いサラリーマンの方にお勧めの靴になっています。この靴は、いろんなところに営業に回るという方にはぴったりでしょう。
モンクストラップといわれるタイプは紐ではなく金具で止めるタイプになっています。金具の大きさはいくつかありますので、それだけで印象がガラッと変えることができます。
これはオシャレにこだわりが強い方に好まれているようです。
カジュアル向きなタイプはどんなものか
サラリーマンの方は普段スーツを身につけていますので休みの日にはジーンズにトレーナーやシャツといったラフな格好を好まれる方もいらっしゃいます。
逆にオシャレに疎いからと、カジュアルスーツで出かける方もいらっしゃるようです。そんなカジュアルスーツに合うような革靴があります。
まずは足の甲あたりのことをアッパーというのですが、そこに翼のよう革が張り付けられていて遊び心がありますのでビジネスシューズにはあまり向かないようです。しかし皮が張られているので丈夫だそうです。
革靴と聞くとリゾートには合わないと認識されているようですが実は合うタイプがあります。それがデッキシューズです。ビジネスシューズのように艶が抑えられていて、紐が履き口あたりをぐるっと一周しているようなタイプです。ですのでラフなスタイルにも合わせられるようになっています。
慰安旅行やゴルフに出向く際などにもおすすめなデザインでしょう。
お手入れによって長持ちさせること
ビジネスマンにとって革靴は毎日履くものですので、スーツをクリーニングに出すように靴も手入れをする必要があります。
手入れといっても普段は脱いだ時に難く絞った綿の布で拭くだけです。着古したTシャツを適当な大きさに切ってふき取り用として使うと便利です。革だからといって手入れをやりすぎると逆に傷めてしまう恐れがあります。
また革は水分が天敵です。履いている時間が長いとそれだけ汗を吸収していることになります。ですので余裕があるのであれば2、3足替えの靴を準備してしっかり乾燥させてローテーションで履くと良いかもしれません。
そして月一回、週に一回は汚れ落とし用クリーム、乳化性靴用クリームを利用して手入れをしてあげましょう。それをするかしないかで持ちが断然異なってきます。油性クリームのあとにウイスキーを使って手入れをするモルトドレッシングという方法もあります。
これは有名な日本のメーカーも推奨している手入れ方法です。
まとめ
革靴と一言でいっても、そのデザイン性は豊富にあります。カジュアルなタイプからビジネス用、ドレッシーなタイプまで幅広いでしょう。
国内メーカーの安価なものでも1万円ほど掛かりますが、お手入れをすることで長期間履き続けることができます。
大人のたしなみとしてはワンランク上のウイスキーで革の輝きを取り戻す手入れをおすすめします。